35xxxv-ONE OK ROCK-後編
私はこのアルバムについて調べてました。
だって事件なんですもの。
調べますよそりゃ。
調べてみましたところVo.のTAKAさんが、
「これまでのアルバムは僕らのことを好きと言ってくれるファンの存在が絶対的な中心としてあったんです。その半径から外れないようにギリギリのラインを探りながら曲を作っていて。」
だってさ!
今までポテンシャルは持ってたものの、全部開放しちゃうとついて来れなくなっちゃうファンがいるんじゃないか?と気をつかっていたのですね。多分。
単身アメリカへ飛び何人ものプロデューサーやエンジニアと面談して、フィーリングの合った方々を数人採用して作り上げたアルバムなんだとか!
そしてそこでこの事件の謎が解けたのです!
なんと私のツボを知り尽くした(知らんがな)名プロデューサーJohn Feldmannがプロデュースを手掛けていたのです!
このプロデューサー、さっきから何回も名前が出てきたバンドThe Usedの1stアルバムと2ndアルバムをプロデュースして大ヒットさせています!
この2枚のアルバムは音楽活動をしていた頃の私に多大な影響を与えました。
そのアルバムをプロデュースした人が手がけたアルバムですもの。
そりゃ納得よ。
正直、日本国内のバンド達を置き去りにした感はありますね。
そして、ワンオクに出会った頃から私はVo.TAKAさんの声がThe UsedのVo. Bert McCrackenにそっくりだと思っていました。
良い物を持ってる。(誰目線や)
ネットやSNSではこのONE OK ROCKの進化に否定的な声も多く見かけました。
「前の方が良かった。」「洋楽みたいになっちゃいましたね。」「歌詞英語ばっか。」等…
私は「良くも」「悪くも」進化する、変化するアーティストの姿勢は大好きです。
むしろ私はそうあるべきだと思っています。
コレ、分かる人だけが分かってくれたらそれで良いんですけど、
明日発売のニューシングル!
本邦初公開です!どうぞ! 〜♫
「ん〜…なんか昨日もこんな曲聴いた気がする。」ってなっちゃうような、
5枚目のアルバムの曲でも1枚目のアルバムに入っててもおかしくないような保身的な姿勢は私にはハマりません。
ま、人口の少ない日本ですから、売れなきゃ商売にならないのも理解できますし、変化しちゃって裏切られたって言われて売れなくなっちゃうとアーティストも会社も死活問題ですからね。
勿論そういう人が居て、成り立ってるのは重々理解しています。
でもそこは成立していただいているのを脇目にマニアックな私の好みの話をさせていただいています。
……あれ?話それましたね。笑
失礼。
取り乱してしまいました。
つまり(話戻して)、このアルバムが好き!だと思った方は、少し踏み込んだ所にある音楽を聴く事のできる耳になっている!という事なんです。
いきなりワケの分からない音楽を聴かされても耳には馴染み辛いワケです。
でも、ワンオクが入り口を開いてくれたお陰で好きになれる音楽が増えたと言う事です。
私は1記事目に投稿していました。
音楽との出会い。
コレが日常に彩りを一つ増やしてくれると思っています。
テレビから流れてくるような有名な曲しか聴いていない。
何かもう少し違った雰囲気の曲を聴きたい。
ノリの良い曲を聴きたいけど、どんな曲を聴けばいいのか分からない。
そんな時はこの35xxxv!
お勧めです!
更にそこからまだ出会った事のない音楽との出会いを願っております!
これにて事件(自己)解決!
前編、中編、後編の長文に渡ってのお付き合い、ありがとうございました。
また次の記事でお会いしましょう。
ほなね!
追記
このアルバム、世界的な大ヒットでWarner Bros.から英詞で再収録したものを海外盤としてリリースされたみたいですね。
これは凄い。
逆輸入じゃないですか…
どこまで行くんやー。